しのはちの覚悟2022

投稿日:2022/04/02カテゴリー:日記コメント:コメントはまだありません

前回も書きましたが、

去年は本多劇場でお客さんの前で落語を演るという夢は叶いませんでした。

でもおかげで、新たな夢ができましたのでそこへ向かって爆進するのみです!

 

そして最近私にはもう一つ夢がありまして、

それは新型コロナの感染が拡大してから二年半。

ずっと伸ばしてきた髪。

マメではない私にとって髪を伸ばすということでのメリットは、

美容院に出かけなくてもいいということくらい。

でもそれも親しい美容師と会えないということで、メリットとは言い難く、

言ってしまえばデメリットしかないんです。

ですのでデメリットをあげていけばキリが無く、

 

髪を洗うのも乾かすのも時間がかかり、

 

以前はシャンプー時々リンスくらいだったのが、

 

今ではシャンプーのちトリートメントのちコンディショナー時々ベビーローションとなり、

 

時間もお金もかかる始末。

 

かかると言えば寝てる時にも顔にかかり、

 

私の言うことは聞かないのに風にはやたら素直で、

 

花粉も埃もドンドン受け入れ、そんな状態で顔を撫でまくる。

 

リュックを背負えば肩紐に引っ張られ、

 

ラーメン食べる時も纏めないと麺with髪が口に入り、

 

チャーハン食べる時も纏めないと米with具with髪が口に入り、

 

食後の歯磨きも纏めないとブラシwith髪で歯を磨く始末。

 

貞子はさぞ鬱陶しかったろう……

 

ならば、なぜ?なぜ伸ばすのか?

 

 

そこが “夢” なのです。

 

 

この髪で、月代を剃り、丁髷を結う。

できれば、侍ではなく男の町人髷を結う。

その頭で古典落語を演りたい。

決して目立ちたい訳ではないわけでもないのですが 笑

この髪を伸ばし、髷を結うということに関しては、至極真面目なわけです。

 

真面目に、

 

 

髷を結い、古典落語を演る

 

 

そして、時はきました。

あとはどう披露するのか?ということだけ。

そうなれば、

 

 

今年の “覚悟” でやるに決まってるじゃないですかお客さん!

 

 

そして髷を結って演じるネタは?

 

 

宮戸川

 

 

この噺は独特で、前半と後半とで大分毛色が変わります。

演じる時と場所にかなり神経を使う噺なんです。

なので、今では後半を演る人はあまりいません。

今回は勿論全編やらせていただきます!

江戸、隅田川を背景にしたこの演目を月代剃って髷を結って、

 

 

真面目にやらせていただきます!

 

 

そんな今年の “覚悟” お見逃しなく‼︎

 

あ、ちなみに23日(初日)は月代を剃って髷を結う “儀式” を行います。

 

そんな今年の “覚悟” お見逃しなく‼︎

 

 

 

余談ですが、

昔はあの頭がカッコよく、もっと言えば、

「粋だね〜!」と持て囃された時代もあったわけですよね。

そして、そのDNAは私の中にも入ってるわけです。

確かに時代劇を見ても「カッコイイ!」と思う気持ちはあるのに。

なぜあれを今やらないんだろう?

時代と共に異文化が入ってきたことにより習慣も変わり、丁髷と合わなくなったから。

 

なら今の時代に合う丁髷はないのか?

 

正しくアップデートを繰り返していれば丁髷はどうなったんだろう?

 

それをデザインしていくのはもっと先のお話。

 

まずは2022年の “覚悟” お見逃しなく!

 

 

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